開脚もできない奴が何かを成せると思うな

アマゾンの倉庫には毎日大量の商品が入荷してくるが、その入荷作業で本を扱っていると、「ベターっと開脚できる方法」という本が入ってきた。もちろん新刊ではなく、アマゾンFBAを利用した個人出品者の中古本である。

たまにタイトルと表紙を見て中身が気になって中身をチラ見してみたいな事をしてしまうのだが、この開脚の方法もどんな内容なのか少しパラパラとめくって見て見た。

すると「開脚もできない奴が・・・」とこの記事のタイトルにもあるように挑発的な文章が目に入った。このくらいやれて当然だろ的なスタンスの著者なので、こういう挑発を受けてイラっとしたり、やってやろうじゃねーかと負けず嫌いの人は根性で出来るようになるのかもしれない。

じゃあ具体的にどうやったら開脚できるようになるのかみたいなところまでは分からなかったが、まぁ毎日足広げて入ればいつか出来るようになるんじゃないかとは思っている。

あと、性別で開脚しやすい、しにくいはあるのかもしれない。女性の方が柔らかいというイメージなのだが、男性でも柔らかい人は柔らかい。要は日々ストレッチを欠かさず行なっているかどうかの話だと思う。

たまにGacktのインスタグラムを見るのだが、彼は開脚が出来る。という事は、男でも開脚出来るようになれるという事だ。

多分開脚できるかできないかのポイントは、思い込みだと思う。開脚したら骨盤が緩くなってあんまりよろしくないみたいな事をう人もいるし、「男は女と比べて固いからいくら頑張っても無理。頑張って足開いてもここまでしかいかないし」みたいな思い込みがあって、開こうと思っても途中で怖くなってしまう。

多分一度強制的にでも180度の開脚をやってしまえば、「痛いけど自分にも出来るんだ」という体験が出来るので、出来ないという思い込みは消える。精神的なブレーキはなくなる。そうしたら次開くときも出来ると思う。まぁ無理にやって筋肉を痛めて日常生活に支障をきたしてしまうのはもってのほかだが。。

筋肉はゴムみたいなもので、引っ張りすぎても元に戻ろうとするし、無理に引き延ばそうとするとちぎれてしまう。それにトップアスリートが全員柔軟な体をしているかというと決してそうではない。むしろストレッチしすぎて逆にパフォーマンスが落ちる場合もある。怪我をしやすくなってしまう事もあるらしい。完全にイチローを否定している。

自分は体に関するプロではないのでこの意見が間違っているのか正しいのかは分からない。ただ、適度な柔らかさはあった方がいいとは思っている。特に足。

180度の開脚が出来るようになりたいとは思わないが、そこまで開いたらどんな感じになるのだろうか？体的には痛気持ちいいのだろうか？精神的には「開脚できた・・！なんだ意外といけるな」みたいな感じになるのだろうか？

今のところ出来るようになりたいとは思わない。なので、何も成すことは出来ない男なのだろうか・・。話の流れ的にはそういうことに落ち着いてしまうな汗